不感症の症状と改善方法

笑顔の夫婦

不感症とは、セックスなどの性的刺激に対して興奮や快感を得られない、行為に嫌悪感や拒否感を感じるなど性交渉の場面で障害となるものです。
セックスの快感は、生理的な刺激への感度だけでなく、精神面も大きく影響しています。
その結果オーガズム(絶頂感)が得られるのですが、不感症であるとこれに到達するどころかセックス自体の成立が難しくなります。
代表的なもので、男性は勃起障害(ED)や遅漏(無射精または遅い)という症状があります。
前者は、ストレスや不規則な生活、生活習慣病、老化などが影響します。
後者は、会陰部の神経システムの障害または、マスターベーションによって刺激に対する耐性ができてしまったという事が影響しています。
男性の不感症は、大半が身体的な要因からきていると言われています。
女性については、圧倒的に多いケースで性嫌悪症という性交渉に対して嫌悪や拒否感を持つもの、セックス中興奮せず膣が濡れない、そのために挿入時に痛みを感じる性興奮障害などの精神的なものと、挿入時に膣が収縮して挿入出来ない膣痙や挿入に関して我慢できない痛みが起こる性交疼痛症という身体的なものがあります。
不感症は、男性の場合身体面の問題の改善で解消出来る事が多いのですが、女性の場合は、精神面が影響している場合が圧倒的に多いです。
そもそも男性は、子孫繁栄の為の本能と身体の構造により、身体的な刺激から快感を得られる部分が大きいのです。
男性と女性の脳と身体が異なる形であるのと同様に快感の得られ方も違い、女性は精神面が大きく影響しているのです。
では、精神面だとしたらどこからが不感症になるかというと、それが非常に難しいところです。
1980年の「モア・リポート」が5,570人の女性を対象に行った「毎回セックスに対してオーガズムを得られるか」という調査では、10人中9人がそれは難しいと答えたという結果があるように、オーガズムを得られるか得られないかと言うよりは、セックス自体に嫌悪や拒否感あるいは身体的な問題なくある程度快感を得られるかということです。

不感症の改善方法は?

不感症のために、セックスレスや異性との交際が出来ないと言う事にならないために、またはそのような事態を改善する為には、不感症が身体的なものなのか精神的なものなのかによってアプローチの方法が変わります。
明らかにセックスに対して拒否感や嫌悪感を感じる場合は、心理的アプローチが必要になります。
この反応は、性に関する過去の経験や情報がトラウマになっていたり、強いコンプレックスの悩みが大半です。
これについては、専門のカウンセリングがあります。不感症を扱うクリニックでは、大半がこのカウンセリングを受け付けています。
また、そこでは精神面のトレーニング方法なども教えてくれます。
また、その悩みをパートナーに素直に伝え、コンプレックスがあるなら相手の理解を得たり、どこが感じやすいかなどを話し合うことも一つの方法です。
また、パートナーに症状を伝える事で相手が理解してくれれば、セックスが直ぐには難しくてもお互いの良好な関係が保てます。
即効性のあるものでは、バイアグラなどの興奮薬を利用するという事もあります。
ただ、一過性のものなので根本的な治療にはなりませんし、心臓に負担がかかるので十分使用の際は注意が必要です。
治療目的としては漢方やサプリメントの利用もありますが、その効果や種類も合うものに個人差があります。
また、即効性は薄いという事や継続的に服用する必要がある事も承知しておく必要があります。
他には、マスターベーションで自分の快感を感じる所を把握するのも方法の一つです。
そしてそれを相手に伝えてセックスをする事で快感を得られるセックスに近づく事ができます。
そして、体調の管理は常にしておく事です。
生活習慣病が影響している場合はそれを改善すること、ストレスを溜めない事、女性ならホルモンのバランスを整えた生活を心がける事が必要です。